日本MI研究会
日本MI研究会とは

Jay Gardner撮影
この研究会ではハーバード大学大学院認知心理者ハワード・ガードナー(Howard Gardner)が提唱したマルティプル・インテリジェンス理論(The Theory of Multiple Intelligences)、多知能論からグッド・プロジェクト(The Good Project)までの理論及びフレームワークを研究し、その成果を実社会に還元することを目的としています。
ハワード・ガードナー
ハーバード大学教育大学院認知・教育学教授、ハーバード大学心理学兼担教授、ボストン大学医学大学院神経学兼担教授、ハーバード・プロジェクト・ゼロ運営委員長。
マッカーサー・プライズ・フェローシップ1981。
多知能論(Multiple Intelligences=MIセオリー)を提唱し、誰もが8~9の知的活動における特定分野で才能を伸ばすことができると説く。
多重知能(M I)とは
ハワード・ガードナー(1983)は “Frames of Mind: The Theory of Multiple Intelligences”の中で、人間には知能検査によって測定される知能以外にも複数の知能(Intelligences)が備わっていると言っています。その知能を彼は以下のように定義しています。
Intelligences (知能)の定義
知能とは生物心理学的な潜在能力であり、それは文化的背景において起動し、情報処理を行うことにより、その文化において重要な問題を解決したり、モノを創造したりする。
8つの知能
- 言語的知能 Linguistic Intelligence
言語的知能は心にあるものを表現し、他人を理解するために自国語、他国語を使う能力です。詩人は言語的知能に特化されており、この他にも、政治家、弁護士なども高い言語的知能を持っています。 - 論理・数学的知能 Logical-mathematical Intelligence
理論-数学的知能が高度に開発された人は、ある因果システムに介在する法則を科学者又は理論家的な方法で理解することができ、数字,量を数学者的に操作します。 - 音楽的知能 Musical Intelligence
音楽的知能は音楽で考える能力で、パターンを聞くことができ、認識したり、覚えたり、巧みに扱うことできます。 音楽的知能の強い人達はただ容易に音楽を覚えるのではなく、彼らの心の中から音楽を捨てられないのであり、いつどこにいても音楽とともにあるのです。 - 空間的知能 Spatial Intelligence
空間的知能は、心の中に空間的世界を再現する能力-すなわち、航海士や飛行機のパイロットが大きな空間世界を航行し、チェス プレイヤーや彫刻家が線で取り囲んだ空間的世界で再現する能力です。空間的知能は芸術や科学において使われ、空間的知能があり、そして芸術に向いている人は、音楽家や著述家より画家か彫刻家または建築家になるでしょう。同様に解剖学、位相幾何学のような科学でも空間的知能が重要になります。 - 身体運動感覚的知能 Bodily-Kinesthetic Intelligence
身体の運動感覚知能は、問題を解き、何かの物作りをするために、体の全体または一部、手、指、腕を使う能力です。もっとも明らかな例は運動競技選手や特にダンスや舞台の演技者にあります。 - 対人的知能 Interpersonal Intelligence
対人的知能は、他の人を理解する知能です。 この能力は我々全ての人に必要ですが、教師、医者、セールスマン、政治家には大いに必要です。誰でも他の人と取引をし、関係を結ぶとき、人はこの領域で熟練を必要とします。 - 内省的知能 Intra-personal Intelligence
内省的知能は、自分が誰か、何が出来るか、何をしたいか、物事にどう反応するか、何を避けようとするか、何に引かれるかといった自分自身を理解することに帰します。我々は自分自身を良く理解している人々に引かれ、それらの人々は大きな間違いをしない傾向にあり、自分達が何をすることが出来るかを知っています。そして、自分達が出来ないことを知っている傾向にあります。そして、助けが必要な場合にはどこに行くべきかを知っている傾向にあります。 - *博物学的知能 Naturalist Intelligence
博物学的知能は人間の自然の世界における雲や岩の形状などの特徴への感度だけでなく、植物、動物など生物間の識別能力を示します。 この能力は猟師、収集者、農民としての我々の進化論の過去において、明確に価値のあるものでありました。それは植物学者又はシェフとしての役割において、中心を構成するものとして継続しています。私は我々の消費者社会の多くはこの知能を活用していると見ています。そして、博物学的インテリジェンスは車、スニーカー、化粧品類等々の中の識別において動員されています。ある科学分野で価値を評価されているパターン認識もこの知能を思い出させます。
*「博物学的(=博物学者)」…..博物学者は、自分の環境において、多数の種、つまり動植物を見分けて分類するすぐれた能力を発揮します。
Smarts(賢さ)とインテリジェンシズ
インテリジェンシズは生徒が学習の過程にもたらす“Smarts”(賢さ)を表わし、各個人は固有の、複数のインテリジェンスのamalgam(*合成、組み合わせ)を持ち、それが我々一人一人を区別しています。
*個人により異なるレベルの、各々複数のインテリジェンスの組み合わせをSmart(賢さ)という言葉で表現した例です。
運営委員
- 名誉会長 ハワード・ガードナー
ハーバード大学大学院 ジョン・H&エリザベス・A・ホッブス記念 認知・教育学研究教授 およびハーバード・プロジェクト・ゼロの運営委員会委員長 - 名誉会員 上條 雅雄
オフィス観音崎代表 - 会長 石渡 圭子
博士(教育学)(元横浜国大国際社会科学准教授) - 事務局 藤本トモエ
トモエMIアカデミー代表、トモエ算盤株式会社 取締役社長
お問合せ・入会申込
この会は、ハーバード大学教育大学院プロジェクト・ゼロ・サマー・インスティテュート(Project Zero Summer Institute)修了者有志により発足し、その後も引き続き関係者に輪を広げております。ハーバード大学プロジェクト・ゼロ(Project Zero :以下PZとする)と密接な関係を保ち、日々研鑽に励みつつあります。本研究会の目的にご賛同いただき、私達の研究活動にご参加いただける方を歓迎致します。
なお、本研究会は、非営利の自発的な集まりであるため、入会金や年会費などの会費は一切いただいておりません。
事務局
〒160-0011 東京都新宿区若葉1-10
トモエ算盤内 日本MI研究会事務局(JAPAN MI Society)
電話 03-5269-8181
FAX 03-5269-8182
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